「暮らしの手帖」好きにはたまらない!朝昼夜それぞれの顔があるWEBサイト「くらしのきほん」が面白い。
9月1日というと、一年の中でも新しい生活がスタートするタイミングという感じがするのは私だけでしょうか。
今年は息子の幼稚園の2学期のはじまりが8月29日だったので若干タイミングがずれてしまっていますが、それでもやっぱり9月1日は夏休みも終わり新生活が始まるそんな気持ちになります。
そんな新しい生活にぴったりな、読み物 があります。
「暮らしの手帖」の元編集長、松浦弥太郎さんが手掛けている 「くらしのきほん」 というウェブサイトです。
私の場合、子育て、日々の生活、人付き合いなどなど雑多なことも多いけど、丁寧にくらしたい と30代迎えて今まで以上に感じるようになりました。といっても慌ただしい毎日、気が付けばお昼がすぎ、すぐに夜になってしまいがちです。
ちょっとの隙間時間を見つけて、「くらしのきほん」をのぞくと 朝、昼、夜それぞれのタイミングにあわせて短いメッセージが現れます。
朝に「おはよう」と昼に「こんにちは」、夜は「おやすみなさい」という挨拶から始まるメッセージです。
2016年9月1日(木)本日朝一番のメッセージはこれでした。
9月1日のおはよう
「いただきます」「ごちそうさま」のあとに、もうひと言、感謝の気持ちをそえましょう。「わあ、おいしい」「とてもおいしかった」「また作ってね」。心に浮かんだ素直な言葉を声にしましょう。今日もていねいに。
メッセージは、当たり前のことだけど自分はできているかな、と自分の生活、行動を振り返ることができるメッセージが多いように思います。
また、子供がこういうことができる子になってほしいな。と思うこともあります。その時はやっぱり自分がお手本にならなくてはいけないので、自分の行動を変えるきっかけにもなります。
さらに、時間帯によってコンテンツが選定されているのも面白いのです。
24時間いつでも同じ情報が見られることがいいことだと思っていましたが、時間軸のあるウェブサイトもなんだかおもしろくてついつい覗いてしまいます。
携帯電話の画面でサイトを見ると、夜には画面背景も濃いブルーになり夜の雰囲気にかわります。そこに掲載されている「夜のよみもの」は、夜に現れて朝にはサイト上から消えて見えなくなってしまうので、夜だけの特別感があります。
サイトには、シンプルで丁寧なレシピも掲載されています。
優しい言葉と、丁寧な手順でつくられる食事の数々。決して難しいものではなく、シンプルでちょっと作ってみようかなと思えるものがたくさんあります。これを自分の定番料理にできたらいいなというものも多くありました。
少し手が空く時間などちょっとしたときに読むだけで、気持ちが前向きになれるそんな読み物。
9月の新しいスタートのおともにおすすめです。