小中生は土・日・祝日無料 100点以上の作品で若冲の魅力を存分に伝える、京都ならではの展覧会「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」が開催中

2016年10月4日(火)から京都市美術館で、「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」が開催されています。
100点以上の作品で若冲の魅力を存分に伝える、京都ならではの展覧会です。

 

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昨今『若冲ブーム』という言われるだけのことはあり、今年春に東京美術館で開催された伊藤若冲の展示会では、展示室に入るまでなんと5時間待ち!?を記録するほどの大人気だったそうです。

絵画等詳しくない私ですが、そんなに人気のある展示会とあれば、ぜひともこの機会に行ってみたいと意気込んでいます。

 

「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」
10月4日(火)~12月4日(日)
大人1,200円(1,000) 高大生1,000円(800) 小中生500円(300)
( )内は前売り及び20名以上団体料金
※障害者手帳等を提示の方は無料。
※小中生は土・日・祝日は無料
※10月8日(土),10月9日(日)は19:00まで開館(入場は閉館30分前まで)

 

京都市美術館 交通案内

 

江戸期に活躍した伊藤若冲は,写生的,装飾的な花鳥画と斬新なタッチの水墨画によって異色の画風を作り上げました。本展は,若冲の生誕300年を機に,その独自の世界観,優れた作品の数々が,18世紀の京都だからこそ生まれたことを再確認する展覧会です。

 

伊藤若冲とは
18世紀、江戸時代の中期に活躍した画家。

若冲は、正徳6年(1716年)、京都の錦市場にある青物問屋の長男として生れました。
4代目として父親を手伝いながらも、絵を描くことに夢中だった若冲は、
40歳の時に早々に“隠居”し、3歳下の弟に家業を任せ、
本格的に作画に打ち込みます。

緻密な描写で描く動植物は生命力に溢れていて、
実物と見紛うばかりの美しさに人々は魅了されました。
家業の青物問屋を継ぐことより、絵を描くことを選んだ若冲でしたが、
子供の頃から慣れ親しんだ市場の光景が影響しているのか、
若冲の作品には、野菜や魚も多く描かれています。

この時代の京都の画家たちには、江戸ではあまり見られなかった
“自由性”があり、狩野派、琳派などに代表される個性的な作品を描く画家が多かったのです。
とりわけ若冲は流派にとどまることなく、中国画を参考にし、
写実的で装飾的な花鳥画や、斬新なタッチの水墨画などでその才能を発揮し、異色の作品を数多く残しています。
(上記、展覧会ホームページより抜粋)

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