里芋の皮むきで痒くなった手には「塩」!たっぷりの塩をつけて手を洗うと何事もなかったように痒みがひきます。
今日、里芋の皮を何気なくむいていたら、どんどんどんどん手が痒くなってきました。
イモ類の皮をむいていると手が痒くなると聞いたことがあったのですが、自分が痒くなったのはじめてのことでした。
すぐにおさまるだろうと呑気に皮をむき続けること数分、すべてをむき終わる頃には腕のあたりまで痒くなっていました。
かゆい!!!!と何も知識のない私は手をかきむしりました。
慌てて手を洗剤であらっても何をしても痒くなるばかりです。
そこでネット検索をしたところ、塩で手を洗うと痒みが取れるとの情報を発見しました。
塩で!?と半信半疑でしたが、早速多めに塩をとってもみ込むように洗うと、ほんとうに痒みがずいぶん楽になりました。
どうやら私が早々にかきむしって皮膚を壊しており症状がひどくなっているので1回では完全には痒みが止まらなかったようですが、2回ほど繰り返すとさっきまでの痒みが嘘のように消えていました。
ちなみに、里芋のかゆみはシュウ酸カルシウムと呼ばれる成分が原因でこれが皮膚について刺激するのでかゆみが起こるのだそうです。
特別なものは必要なく、ただ「塩で手を洗う」これが特効薬だなんて驚きでした。
シュウ酸カルシウムは酸、熱、乾燥に弱いため、その性質を利用して事前に茹でたり、塩水や酢水につけるなど、痒くならないようにする方法は色々あるようですが、たとえ痒くなっても塩ですぐに洗えばよい、と覚えていればなんだか安心です。
里芋が美味しい季節、これからもしっかり食卓に里芋料理を並べていきたいと思います。