共感と、涙が止まらない1冊。

私も4歳と1歳の男の子ふたりのママをしています。思うようにいろんなことが進まなくて、子供と対等に怒ったり泣いたりしてしまうことも・・・雑誌など色々な情報を見ていると、できるママの輝く姿に自己嫌悪になることもしばしば。

そんなことを思うのは自分だけかと思っていたら、どうやらそんなことはないみたい！？　そうそう！わかる～！！！と本を読みながら何度連呼したか。そして、気づくと子供はもしかしたらこんな風に思っているのかも？とか、あ、それうちの子もやってた。そうだったのか。なんていう気づきも多く、読んだ後はおおらかに子供のことをみられるようになっている自分が居たりするのです。

もちろん、始めから全部読むのも良いのですが、1ページから続けて読まなくても、今の気持ちで読みたいところからでOKという気楽さもあります。
パッと開いたページがたまたま今の自分のようなことも。その時には、心に留まらなかったことも、また違う状況で読んだらぐっとくることもあるので、1回読んで終わり、ではなくて何度も何度も読みたくなります。

「あぁ、何かがうまくいかない」、「最近おこってばかり」、「ほかの子は○○なのにうちの子はなんで・・・」なんて思う時にぜひ読んで欲しい1冊です。気持ちが軽くなり、いつもと違う子供への接し方ができるかもしれません。

単行本
子育て奮闘中の母ちゃんドクターが書いた 「男の子ママ」の悩みをぶっとばす言葉 
須藤 暁子 (著)
出版社: KADOKAWA