年賀状の書き損じを捨てないで!ユネスコ「書きそんじハガキキャンペーン」実施中☆教育の機会に恵まれない子どもたちの寺子屋に!
公益社団法人、日本ユネスコ協会連盟は「ユネスコ世界寺子屋運動 書きそんじハガキキャンペーン2018」を実施中です。
日本ユネスコ協会連盟では、貧困や戦争などさまざまな理由で教育の機会に恵まれない人のために寺子屋(=学ぶ場)を世界に広げていく「ユネスコ世界寺子屋運動」を行っています。
この活動の一環として例年実施されているのが「書きそんじハガキキャンペーン」です。
年賀状シーズンとなる12月は1年の中でも書きそんじハガキが家庭から出やすい時期でもあります。郵便局へ持って行けば、手数料を支払うことで未使用のハガキや切手に交換することが可能ですが、寄付をするという使い道もあるのです!
方法は簡単!
書き損じのハガキを封筒に入れて日本ユネスコ協会連盟に送るだけです。
日本ユネスコ協会連盟によると、世界には学校に行けない子どもたちが6,100万人いるとのこと。また、読み書きができない15歳以上の人も6人に1人いるそうです。読み書きができない人は就業の機会が狭まり、貧困から抜け出すことが困難になります。
2017年度はこれまでに、 カンボジア、アフガニスタン、ネパールで寺子屋各1軒が完成。27年間の活動で計528の寺子屋が誕生しています。また、カンボジア、アフガニスタン、ネパールの3カ国で4,000人以上が識字クラス、小学校クラス、幼稚園クラスのほか、技術訓練を実施したとのこと。技術訓練は、現地で就業しやすくなる技能の訓練が行われています。
2018年度は、アフガニスタン、カンボジア、ネパールに各1軒の寺子屋新設、約6,000人の人たちに学びの機会を提供することを目標としています。また、教員や寺子屋を運営する人たちなどの人材育成も継続して行っています。
各家庭から出てくる書き損じはがきの数は少なくても、多くの人の善意が集まると大きな力になります。
身近にできる国際協力。あなたも参加してみませんか。
【宛先】〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-3-1-12F
【宛名】日本ユネスコ協会連盟W係