【守山市】約800年続く近江の奇祭「勝部の火祭り」は2019年1月12日(土)に開催です!
守山市の「勝部の火まつり」をご存知ですか?
約800年続く近江の奇祭として県の無形民俗文化財に選定されていて、毎年1月の第2土曜日に守山市の勝部神社で行われます。
2019年は1月12日(土)に行われます。
祭りを支えるのは、15~34歳の若衆。
18時頃より松明組の若衆が大太鼓を担いで町内を練り歩き、20時頃には数十機の松明が勝部神社にそろいます。
そして、20時頃、蛇の胴体をかたどった大松明16基が一斉に点火され、ふんどし姿の若者たちが、鐘や鼓を打ちながら「ごうよ」「ひょうよ」と大きな掛け声とともに乱舞します。
火が、天まで登るかのように夜空を焦がし燃えさかる様子は、見る者を圧倒します!
勝部で使われる大松明は、軸が長さ5mから6m、直径40cmの長い円柱で、材料には柴が用いられているようです。
当日行かれる方は火の粉が飛びますので、服装には注意してくださいね。
そして真冬の夜ですので、とても寒いです!
防寒対策も忘れずに。
【祭の起源】
鎌倉時代、土御門天皇の病気が重いので占わせたところ、この地に数千年も生きている大蛇(おろち)がその元凶だというので切り殺して火に焼いたところ、天皇が全快されたのが始まりだそうです。
----
◆勝部神社
滋賀県守山市勝部一丁目8-8
JR守山駅から徒歩10分ほど