2020年11月12日、26日、12月12日 京都府与謝野町のオンライン織物ファクトリーツアーに参加してみよう!
秋が深まり冬の足音が聞こえてきました。
今日は、オンラインで参加できる織物ファクトリーツアーのご案内です。
皆さんは、”丹後ちりめん”という絹織物の名前を聞かれたことはありますか?
シルク、絹というと表面がつるつるしている布地をイメージするかもしれませんが、生地表面にシボと呼ばれる細かい凹凸(でこぼこ)があるのが丹後ちりめんの特徴で、お子さんが七五三で着る着物の生地や帯揚げの素材としても使われているんですよ。
丹後ちりめんは、京都府北部に位置する丹後地方で生産される絹織物の総称で、京丹後市、与謝野町が主な生産地で、日本に流通する絹織物の約7割を生産しているんですよ!この地域は、有名な天橋立(あまのはしだて)があるので、もしかしたら観光で行かれたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
2020年は丹後ちりめん創業300年という節目の年で、丹後ちりめんについて知ってもらおうと様々な活動が行われています。
その一つとして、与謝野町にある織物工房をオンラインで見学できるツアーを実施します。
11月12日の第一回目は、「柴田織物」さんの工房を見学させて頂きます。柴田織物さんは、着物を軸としてつくりつつ、要望にあった企画やデザインを幅広く手がける工房です。
なんと!ハリウッド映画(Ghost in the shell)の中に使われる衣装にも起用!高い技術を持つ「縫取りちりめん」という技法もお持ちの柴田織物さんの技を是非ご覧下さい。
11月26日の第二回目は「宮眞株式会社」さんです。
元々は、和装の半襟や帯揚げなど、いわゆる一般的な着物用の小物生地の生産を手がけて来られました。現在では洋装生地の生産にも挑戦され、10年以上前から海外にも進出。現在ではフランスを中心にイタリア、アメリカにも販路を開拓されています。
12月12日の第三回目はオールハンドメイドにこだわる「KUSKA」さんを訪問します。
クスカ株式会社は、丹後ちりめんを製作する工房として1936年に創業、糸づくりから染め、手織り、縫製に至るまで、すべて手仕事にこだわったモノづくりをされています。
2010年、ブランドKUSKAを立ち上げ、職人が1日に3本しか織れないという上質なネクタイの他、女性向けのファッション小物などを手がけています。
お子さんが小さいと、夜はなかなか外出できない、というママも多いのではないでしょうか?私も未就学児が2人居るので同じ悩みを抱えていますが、オンラインならお出かけせずお子さんと一緒に参加できます!
ぜひ一緒に本物のモノづくりの場を観に行きませんか?
コロナでなかなか外出ができず、子どもの学びの機会が減る中で、普段なかなか見る機会がない織物工房に触れてみてはいかがでしょうか?
【日時】
第一回:2020年11月12日(木) 19時〜20時30分
第二回:2020年11月26日(木) 19時〜20時30分
第三回:2020年12月12日(土) 10時〜11時30分
【場所】zoom(オンラインにて工房訪問)
【費用】無料
※zoomを使用したオンライン講座となります、通信費用等は利用者負担となるため、Wi-Fi接続環境など予めお確かめ下さいね。
【申し込み方法】下記掲載のPeatixのサイトよりお申し込み下さい。
お問い合わせもサイト内の最後にございます
https://peatix.com/event/1692247
【お申し込み期限】
各回、開催日当日の開始2時間前まで