「なぜ、靴を左右逆に履いちゃうの?」小さな子どもによくあること【フナナカ子ども靴店】滋賀・米原市
一生懸命、自分で靴を履く小さな子ども。でもよく見たら左右が逆!何度か教えてもダメ。なぜなの?子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」(米原市)のパパオーナーに聞いてみました!
「靴を左右逆に履いてしまう」子どもがみんな通る道です!
【なぜ靴を左右逆に履いちゃうの?】
フナナカ子ども靴店には、子どもの靴選びや履き方など、さまざまな相談が寄せられます。そんな中、
「うちの子、靴を左右逆に履いちゃうんですが、どうしてでしょうか。どう直したら良いですか?」
という相談を受けることも。
不安そうに相談されるママやパパに対して、「それは全ての子どもが通る道なんですよ、とお答えしています」と船中オーナー。
とはいえ、気になるママやパパも多いと思います。なぜ靴を左右に履いてしまうのか、親はどんな対応をすれば良いのでしょうか。
小さな子どもに左右の認識はない!1歳~3歳くらいまではX脚になる
(1)左右という認識がそもそもない
「一番大きな理由はこれなんです。
子どもが自分で靴を履こうとするのは、2歳後半から3歳頃ですが、この時期は左右という概念が全くありません。
左右を認識するのは意外と遅く、5歳から6歳にかけてと言われています。
(わが家で旗揚げゲームをしても、一番下の4歳は左右を完全に無視します・・・)
したがって、たとえ靴を正しく置いておいたとしても、小さい子どもが靴を左右正しく履く確率は、50%と思っておいた方がいいのです」
(2)足の発育過程にも関係している?
「足の発育過程において、O脚・X脚になる時期があります。
生まれた直後:O脚
0際~1歳半:まっすぐ
1歳半~3歳:X脚
4歳~6歳:まっすぐ
※もちろん個人差はありますので、あくまで目安だと思ってください
このように、自分で靴を履きたくなる時期は、X脚になる時期と重なります。
X脚だとどうしても転びやすくなりますので、左右逆に履く、というのは子どもなりの工夫と言えるかもしれません」
(3)この時期の子どもが靴を履くのは難しい
「靴のベルトは、外側に向いて留める仕組みになっていますが、子どもにとっては意外と難しい姿勢になります。
(左右逆にして、ベルトを内側に向けて留める方が楽なんです)
そして、左右の認識も薄いので、左右逆にして、自分で履きやすい方で履いてしまう、ということに繋がります」
(4)靴が大きすぎる、しっかり締められない
「お子さまのサイズにあった靴でなかったり、また履かせる時にベルトが緩かったりすると、X脚の時期の子どもは、足もとを不安に感じます。
そして、本能的に左右逆に履いてみると、しっくりきた!となると、好んで左右逆に履いてしまうことがあります」
「しかし、X脚の時期は自分で履きたい!という自我が目覚める時期でもあります。自分で靴を履きたくなる気持ちは大切にしてあげてほしいです。
靴を履く時には、側で見てあげて、左右逆に履いても、叱ったりはちょっと我慢して、「合ってるかな~?」と聞いてみたりして。
そして、左右間違えずに上手に履けたら、褒めてあげてください」
「子ども靴」選びはお任せ!子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」
「左右逆に履くことがどうしても気になる」
「他にも、足の成長具合について聞きたいことがある」
「今のわが子におすすめの靴は?」
など、子どもの靴や足の成長の相談は、子ども靴専門店へ!
フナナカ子ども靴店では、主にベビー期から7歳くらいまでの子ども靴に対応しています。
足型測定器(無料)もあり、お子さまにぴったりの靴を見つけることができます。
「履きやすい靴、歩きやすい靴を選んであげれば、いろいろな運動をたくさんして、足先の発達が促されます。それは脳の発達にも関わってくるのです。
足の発育やサイズも含めてしっかりと確認しますので、ぜひ、親子でお気軽にご来店ください」とのこと♪
■子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」
滋賀県米原市柏原447-2
※中山道からお店に入る道幅が狭いのでご注意を
TEL:0749-50-3636