中川季枝子「子どもはみんな問題児。」で、ちょっと息抜き!
「ぐりとぐら」(福音館書店)は、名作中の名作絵本。 誰もが一度は目にしたことがあるはず。 その作者「中川季枝子」さんの本を紹介します。
「子どもはみんな問題児。」(新潮社)です。
「焦らないで、だいじょうぶ。
悩まないで、だいじょうぶ。
子どもをよく見ていれば、だいじょうぶ。
子どもは子どもらしいのが一番よ。」(まえがきより)
これは、育児書というよりは、いつも頑張ってるお母さんの気持ちに、そっと寄り添う応援歌のような本です。
こうすればいい子に!とか、こんなことを心掛けて!といった、頑張るためにモノではなくて、そのままでいいんだよ、だいじょうぶよという中川さんの言葉は、肩に力の入った私たちに、ちょっと一息つかせてくれます。
挿絵は、同じくぐりとぐらの山脇百合子さん。 たくさんの挿絵は絵本のようで、ホントにステキです。
子育て真っ最中のママはもちろん、パパも、プレママやプレパパも、みんなに読んでほしい。
読み終わった後は、きっと笑顔で、子育てが今よりずっと楽しく思えるはず。 おすすめです。