「ジカ熱」ってご存知ですか？

正式名称は「ジカウイルス感染症」というそうです。

厚生労働省はこの「ジカ熱」に関する注意喚起を行っています。

感染ルートは秋田・岩手以南に生息するヒトスジシマカ。

ウイルス感染者の血液を蚊が吸って、その蚊が別の人に刺すとジカ熱が伝染します。ワクチンはないそうです。

症状は、

・発疹

・結膜炎

・軽度の発熱

・頭痛

・関節の痛み

・倦怠感　など。

病原体に感染してから体に症状が出るまでの期間(潜伏期間)は2～12日、多くは2～7日程度。

症状そのものは比較的軽いので、かかっていても気づかない人もいますが、妊婦さんが感染すると、小頭症などの障害をもった子どもが生まれてくる可能性が指摘されています！！

できるだけ肌を露出しないようにしたり、虫よけスプレー等を使って刺されないように予防するのはもちろん、

蚊が室内に侵入しないように網戸を補修したり、蚊の発生源である水たまりをつくらないようにするなどの対策も必要です。

中南米・東南アジア等の流行地域への海外渡航後も注意が必要です。

帰国後8週間は妊娠を控えることや、ウイルスを持つ蚊の増加を防ぐために2週間程度は蚊に刺されないようにしましょう。

もし症状がある場合はすぐに医療機関を受診してください。

また、「ジカ熱」は性行為によっても感染する可能性があるそうなので、パートナーの感染予防も忘れずに！

妊婦さんは刺されない対策を、そうでない人もウイルスを拡散させないよう対策をしましょう！