ロタウイルスの予防接種が2020年10月~定期接種になります!予防接種の接種間隔も改正!
重症胃腸炎の予防のための、ロタウイルスワクチン予防接種。
これまでは任意接種で接種には費用がかかりましたが、2020年10月から予防接種法に基づく定期接種になります!
▷重症胃腸炎の予防のためロタウイルスワクチンを接種しましょう!(厚生労働省)
ロタウイルスワクチンは、3回接種の「ロタテック」と2回接種の「ロタリックス」がありますが、効果は同じ。
接種は27日以上の間隔をあけます。
ロタウイルスワクチンの初回接種は6週(約1か月半)~14週6日(約3か月10日)のあいだ。
なので、生後2か月頃に接種するB型肝炎ワクチン・小児肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチンに、ロタウイルスワクチンが加わることになります。
※接種後は「腸重積症」に注意。様子が気になったらすぐに受診を!
また、これまで接種ワクチンの種類によって6日または27日以上の接種間隔をあけなければいけませんでしたが、こちらも2020年10月から改正となります。
▷ワクチンの接種間隔に関する規定を改正することに伴う対応について(厚生労働省)
注射生ワクチン→注射生ワクチンの間隔はこれまで通り27日の間隔をあける必要がありますが、それ以外の場合は制限無しとなるようです。
※生ワクチン:BCG・ 麻疹風疹混合 (MR)・麻疹 (はしか)・風疹・水痘・流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ)・ロタウイルス・黄熱・帯状疱疹(水痘ワクチンを使用)
▷ 日本で接種可能なワクチンの種類(NIID国立感染症研究所)
種類が多くてわかりづらい子どもの予防接種。
接種忘れがないよう、かかりつけの小児科等で相談してみてくださいね!