子ども靴【正しい靴の履き方】ポイントは「かかと」をしっかりと合わせること!上履き選びにも注意《フナナカ子ども靴店》
子どもだけでなく、大人も靴を履く際によく見かける「つま先トントン」。実は「かかとトントン」が正解なのです!正しい靴の履き方をご紹介します《子ども靴専門店・フナナカ子ども靴店》
目次
つま先トントンは間違い!足のトラブルを引き起こす可能性あり
「靴の履き方が間違ってしまうと、靴本来の機能を発揮できないばかりか、足のトラブルを引き起こす可能性もあります」
と話すのは、滋賀県米原市の子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」のフナナカオーナー。
特に成長著しい小さな子どもには、注意が必要とのこと。
「よく見かけるのは、立ったまま履いて、つま先をトントンする光景。これは絶対にやめてください!」
「ポイントは、靴のかかとに足のかかとをしっかりと合わせた状態で固定することです。
正しい靴の履き方をご紹介しますので、ぜひお子さまだけではなく、お父さんお母さんもこの履き方を一緒に習慣付けてください」
【正しい靴の履き方】4つのポイントをチェック!「かかと」をしっかりと合わせることが大切
「靴を履く際は、4つのポイントを守ってください!」
【POINT】
①座って履きましょう
「立ったままで靴を履こうとすると、その瞬間片足立ちになります。
大人でもバランスを崩しやすい体勢なのに、子どもが姿勢を保つことは非常に難しいです。
立ったままだと、どうしても足を靴に雑に入れてしまったり、もしくはかかとを踏んでしまう原因になります。
したがって、玄関の框(かまち)を使ったり、スペースに余裕があれば、ベンチを置いたりして座って靴をしっかり履く習慣を付けることをオススメします。
(ちなみにベンチがあれば、荷物置きにもなって便利です!)
②履き口を大きく広げて、足を入れましょう
「これは意外に知られていないコツですが、脱ぐ時にしっかりと靴紐やベルトを緩めて、履き口を広くした状態で脱いでおくことが大切です」
「また、かかとに輪っか(プルストラップ)が付いている靴であれば、そこに指を入れてあげると、足入れが非常に楽になります。(アシックスのスクスクは、全て付いています)」
③カカトをトントンしましょう
「靴を履く時に一番大切なのは、“靴のかかとに足のかかとを合わせる”ことです。
ここを怠ると、どれだけ良い靴であってもその性能を十分に果たせない可能性があります。また靴ずれや違和感の原因にもなります」
つま先トントンではなく、かかとトントンをしましょう。
④つま先を上げた状態で、ベルトをしっかり締めましょう
「せっかくかかとを合わせたのに、ベルトを締める時にべたっと足を置いてしまうとかかとがズレてしまいます。つま先を上げた状態でベルトを締める習慣を付けましょう!」
⑤きれいに履けました
⑥靴を脱ぐときは、かかとを持とう
【新学期の上履き選び】そのまま外でも走れる上履きを選ぼう!
4月から小学生になるお子さまも多いでしょう。
「小学生になって、子どもが1日で最も長く履く靴、それが“上履き”です。
足への関心が高まっていく一方で、未だに上履きだけはバレエシューズや前ゴムシューズのまま、という学校もあります。
これらの靴は安価ではありますが、かかとのホールド性がほとんどなく、靴底も簡単に折れたり、捩じれたりするため、子どもの足を守ってくれません。
特に低学年においては、子どもの足はまだ骨や関節ができ上がっていない発育過程であり、外的な要因で変形しやすいため、グニャグニャの靴を毎日履き続けることはよくありません。
1日6~8時間くらい履き続け、体育館での体育の授業も、上履きのまま行う小学校も少なくないようですが、もし学校の指定がなく、自由に上履きを選べる学校でしたら、ぜひお子さまの足を守るためにも、上履きもしっかりとした靴を選んでみてください」
【おすすめの上履き】
子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」お子さまにぴったりの靴選びをお手伝いします!
2023年秋にオープンした子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」(滋賀県米原市)
3人の子どもたちを育てるオーナーの船中俊宏さんは、小さな子どもの靴選びが、心身の発育や運動神経に大きな影響を及ぼすと知り、「たくさんの親子さんにも靴選びの大切さを知ってほしい!」との思いで子ども靴の専門店を出店したとのこと。
足の測定器を使って、お子さまにぴったりの靴を探すお手伝いをしています。
よちよち歩きのファーストシューズから小学校低学年くらいまでの靴選びのお悩みはお気軽に。
入園、入学のタイミングでの靴相談も受付中!
滋賀県米原市柏原447-2
※中山道からお店に入る道幅が狭いのでご注意を
TEL:0749-50-3636