子どもの足育を意識した靴の選び方|長靴・サンダルはOK?靴の使い分けガイド
靴は子どもの「足育」に大きな影響を及ぼし、心身の成長にも関わりがあるといわれています。ママやパパは、子どもの靴選びでどんな点に注意すべきなのでしょうか。滋賀県米原市にある子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」のオーナーが、「靴の使い分け」についてアドバイスします♪
目次
「子ども靴」使い分けていますか?いろいろな靴をどんどん履かせてあげよう
滋賀県米原市にあるフナナカ子ども靴店には、たくさんの親子連れが靴選びの相談に訪れます。
船中オーナー:弊店にお越しのお客さまから
「長靴はやっぱり足に良くない?」
「夏にサンダルを履かせてはダメ?」
という質問をいただきます。
結論から言いますが、
「どんどん履かせてあげてください!」
子どもは、雨の日は長靴を履いてパシャパシャしたくなりますし、夏に海に行ったら、サンダルを履くのも楽しいと思います。
もちろん、これらの靴は足にはよくありません。
足に良い靴を履くことはとても大切です。
ただ、靴を用途によって使い分ける、という考えも重要です。
大切なのは、「外に出て遊ぶ・楽しむ」こと
靴は足を育てるだけではなく、履いて外に出たくなる気持ちにさせてくれる道具でもあります。
足に良いかどうかだけではなく、お子さまが外に出たくなる気持ちも大切にしてあげてください。
「靴の使い分け」で大切なポイント
長靴やサンダルなど、いろいろな靴を履いても良いのですが、注意点が2つあります。
(1)玄関に長靴やサンダルを出しっぱなしにしない
雨の日に履いた長靴を玄関に出しっぱなしにすると、どうしても子どもは、晴れの日でも長靴を履きたくなります。(履くのが楽だから、という理由が大きいです)
普段から長靴やサンダルを履くのは、足の成長を考えると絶対に避けたいところです。
子どもが自制するのは難しいので、目に入らないところに隠しておくことをオススメします。
(2)長靴やサンダルを履いた日は、足をマッサージしてあげましょう!
長靴やサンダルを履くと、普段の靴よりも足が緊張状態になってしまうことがあります。
少しの時間だけであれば問題ないのですが、いつもより歩いた場合は、帰ってきたら足の裏を軽くマッサージしてあげてください(両手の親指で軽くぎゅっぎゅっとしてあげる程度でOK)。
大人も用途によって靴を履き分けてみませんか?
ちなみに用途によって靴を使い分ける、というのは大人も同じだったりします。
ほとんどの方は、ブランドやデザインなど、好きかどうかで靴を選ぶと思いますが、用途によって靴を使い分ける、という観点で選んでいただくと、靴の選び方も変わってきます。
<用途の一例>
・通勤用(立ち仕事やデスクワーク、脱ぎ履きが多いなどで変わる)
・ウォーキング用
・ランニング用(ランニングのレベルによって変わる)
・休日用
・楽をしたい用(サンダルなど)
・とにかく好き!(足に良いなどは関係なくても、こういうのも大切です!)
例えば立ち仕事に向くスニーカーと、ウォーキングに向くスニーカーは根本的に靴の設計が変わります。
また足の形や筋力、体重などによって適した靴は変わってきます。
収納の関係もあるので、そこまで多くの靴を持つのは難しいこともあるでしょう。そういう場合は、ランニング用の靴でウォーキングするなど、兼用しても大丈夫です。
ぜひ靴を選ぶ際に、どういう用途で履くか、もう少しイメージしてみてください。お店では、子ども靴だけでなく、大人の靴選びについてもアドバイスしております!
足や靴についての正しい知識は、まだまだ浸透していません。
ぜひ親子で一緒に足育をして、足や靴についての理解を深めてみませんか?
靴選びや足育の相談は、子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」へ!
フナナカ子ども靴店では、足育に最適な子ども靴をご提案しています。
また、足裏測定器で足の状態を把握することができます。
成長の著しいお子さまはもちろん、ママやパパも定期的に測定してはいかがですか?
大人でも元気がないとき、お気に入りの靴を履いて散歩すると、気持ちがどんどん明るくなりますよね。
フナナカ子ども靴店では、ファーストシューズから、小学校高学年くらいまでの靴を取り揃えています。
また、2階の大人靴・カジュアルウェアの品ぞろえも増やしていく予定です。
“歩きたくなる靴”選びに、ぜひ、親子でフナナカ子ども靴店へお越しください!
■子ども靴専門店「フナナカ子ども靴店」
滋賀県米原市柏原447-2
※中山道からお店に入る道幅が狭いのでご注意を
TEL:0749-50-3636